カブトムシやクワガタムシに代表される甲虫の世界。昆虫の中でも最も種類数の多いグループです。甲虫の中で大きなグループに分類する時の観点となる、形状、食性、生息環境、種数、主な特徴などを、参考文献をもとにまとめてみました。主な採集方法の簡単な説明や採集方法ごとにターゲットとなる虫の種類などもまとめていく予定です。
甲虫の世界
Beetle's World
甲虫の世界
Beetle's World
カブトムシやクワガタムシに代表される甲虫の世界。昆虫の中でも最も種類数の多いグループです。甲虫の中で大きなグループに分類する時の観点となる、形状、食性、生息環境、種数、主な特徴などを、参考文献をもとにまとめてみました。主な採集方法の簡単な説明や採集方法ごとにターゲットとなる虫の種類などもまとめていく予定です。
カミキリムシ
Longicorn
その形状から漢字では天牛と書くカミキリムシは熱心な標本愛好家にも人気で、また害虫の側面からの研究も盛んです。超大型種から小型種まで存在し、色彩も変化に富み、生息域も針葉樹林から広葉樹林,低地から高地まで種ごとに広がっており、そのため膨大な種類が存在しています。ここでは石川県で観察出来るカミキリムシを中心にご紹介します。
タマムシ
Jewel Beetle
タマムシは英語で「Jewel Beetle」つまり「宝石甲虫」。緑を基調に輝くメタリックカラーのヤマトタマムにはぴったりのネーミングです。そんなタマムシは日本で約250種,石川県では約50種近くが確認されていますが、種数としてはヤマトタマムシやウバタマムシ等の大型種よりチビタマムシやナガタマムシといった小型種の方が多く確認されています。
クワガタムシ
Stag Beetle
採集・飼育共に多くの人を惹きつけるクワガタムシ。過熱気味だったブームも少し落着きましたが生息環境は全国的に縮小方向にあり、石川県でもその生息地は徐々に狭まりつつあります。石川県にはどんなクワガタムシが生息しているのか?その環境は? などを調査・研究して結果を反映していく予定です。